外国為替証拠金取引の損益は、スワップ金利を含む差益がすべて「雑所得」とみなされ、総合課税の対象となります。
その雑所得の合算が、年間20万円を超えた場合は、確定申告が必要となります。
利益は、決済した時に初めて雑所得として認識されます。つまり、含み益があろうとなかろうと、決済していなければ課税対象にはなりません。
複数の取引業者で外為投資をしている場合には、合算されます。
株式投資・商品先物取引での利益は、申告分離課税方式のため、外為投資の利益と合算はされませんので注意が必要です。
また、外国為替は必要経費を差し引くことはできますが、他の雑所得と合算後、損失が出ても損失を差し引くことはできません。FX投資スタイル別節税のポイント
スワップ派のケース・・・・スワップ利益についてはFX会社により2つに分類されます。
ポジションを決済しなくてもスワップ金利を毎日受け取れる会社と、ポジション決済しないとスワップ金利も得られないFX会社です。
スワップ金利を受け取れるFX会社では、毎年のスワップ金利を申告不要枠を使って確定申告すれば、毎年20万のスワップ金利のみを受け取ってる場合、毎年の税金はゼロになります。
くりっく365のようにスワップ金利が何年も貯まってしまうFX会社では、ポジションを持ったままだとスワップ金利がポジションの損益として貯まっていきますが、決済しない限り「雑所得」とはされません。
その年は税金がかからなくてよいのですが翌年ポジションを決済すると「2年分のスワップ金利」にまとめて課税されてしまいますので注意が必要です。
為替差益派のケース・・・・大きな為替変動があった場合には為替差益も大きくなります。利益が大きいという事は収める税金も大きいという事になります
特に給与所得があり、高収入のサラリーマンなどでは給与所得に利益分が加算されるので税率も30%以上になるケースも珍しくないのです!!
そういう方はくりっく365を活用すべきです!
くりっく365であれば、「損失の3年間繰越」が可能になります。
損失を繰り越せると、翌年の利益から損失を差し引く事が出来ますので、節税対策上有利です。
具体的な事例はこちらでどうぞ!!(参考:くりっく365税金の事例)